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『ペットフード産業』の闇 原料 穀類(コーン 小麦 大豆)
Health food for dogs
dog food



コーン・トウモロコシ

良質なコーンがほどよく配合されているフードは問題ないでしょう。

しかし、フードの原料として使用されるコーンについてのいい噂はあまり聞きません。

フードに少量含まれている分には問題はないのでしょうが、コーンが主原料となっているフードが多く見受けられます。

それはナゼでしょう?.....理由は簡単です。

肉より安いからです。

品質よりも安さを追求しているメーカーフードの主原料はコーンがほぼ80%↑です。

コーンはイネ科の植物で、飼料などに使用される原料として実に50%を占めるほどの重要な穀物です。

デンプン質は高く、繊維はそれほどありません。

フードに使用されるコーンの実態!

コーンの栄養価値は、米と比較した場合炭水化物の利用価値としては低い物です。

さらに、飼料やペットフードの原料に回すしか利用価値が無くなったものが使用されます。

もしくは、品種そのものが違ったりします。

コーンの主な品種は、

デントコーン
フリントコーン
ポップコーン
ワキシーコーン
ポッドコーン
に分けられます。

フードの主原料となっているのはデントコーンが圧倒的に多いようです。

デントコーンは芯が長く、殻粒が多いので反収が多いのが特徴で主にアメリカで『飼料用』として栽培されています。

その他、食用コーンの製造の際に出る『ホミニーフィード』という副産物が発生しますが、その副産物もペットフードに使われます。

みなさんが思い浮かべるコーンは、1本100円くらいする立派なものかもしれません。

コーン1本といっても、実際に食べられる部分などちょっとではないでしょうか?

本当に良質なコーンを使用したフードがあったとしたら、それはかなり高価になるでしょう。

低品質や安価なフードにはなぜかコーンが多く入っています。


トウモロコシ粉&コーングルテンミール

「トウモロコシ粉」について。

トウモロコシを挽いたあとに残る硬くて細かい部分です。

ふすま(皮表のこと、糖質・栄養価がある)や胚芽はほとんど、または全く含んでいない部分のことです。

ただの「カス」です。

少々栄養価は残っているようなので、肥料や飼料に使用される分にはかまいませんが、大切なペットに与える必要など全くありません。

「コーングルテン粉(ミール)」について。

コーンスターチやコーンシロップの製造過程で、ふすまが分離され、ほとんどのデンプンと胚が取り除かれたあとのものを乾燥させた物です。

これまた「カス」です。というよりほぼ「ゴミ」です。

「捨てるくらいならリサイクルしよう!」って感じのものです。

このように、『とうもろこし系』はよほど良質なものでない限り、そんなに期待できる素材ではないようです。

糖質やデンプン質、たんぱく質を求めるなら、炊いたごはんの残りでも上げていた方がよっぽど栄養価値が高く、消化吸収も優れています。(注・ごはんだけでは栄養が偏ります)

もし、心配であれば、トウモロコシを一切使わず、良質な米(白米、玄米)やオートミールなどを副原料として使用しているドッグフードを与えても良いかもしれません。

同じお金を払うなら少々高くても、安心できる素材を使用しているドッグフードを与えた方が良いでしょう。

皮膚に良くないトウモロコシ

トウモロコシには『ナイアシン(ビタミンB3)』を合成する必須アミノ酸である、『トリプトファン』という物質が少ないので、トウモロコシが主原料のドッグフードを食べ続けると、自動的に体内のビタミンB3が不足してしまいます。

このナイアシン(ビタミンB3)が不足することで起こる欠乏症として代表的なのが『皮膚のトラブル』なのです。

また、体内の有害物質のアセトアルデヒドの分解にもナイアシン(ビタミンB3)が使われます。

そのため、不足すると体内にアセトアルデヒドが蓄積してしまいます。

さらに、炭水化物や脂肪を代謝するための補酵素としても重要な働きをし、血中コレステロールをコントロールしたり、消化器系の健康維持や、ホルモンの合成など様々な生理作用と関係しています。

トウモロコシを主原料としているドッグフードの評判が悪いのはこういった事も関係しているのです。

※余談ですが・・・

獣医の処方食は高額ですが、トウモロコシが主原料の場合が多いようです。

内容から見て、処方食は異常に高いと判断せざるを得ません。

品質は『ホームセンターなどで売っているフードよりかは若干良い』くらいです。


危険な香りのする『小麦』

小麦粉は注意が必要です。

良質な小麦粉はパンや製麺などの原料として利用されていますが、ペットフードに使用される小麦粉はちょっと意味合いが違います。

ほとんどが人間の食品加工の際に出る「クズ」のかき集めで、それらが飼料やペットフードへ回されて「小麦粉」という分類で扱われています。

それらの中には、

作物や雑草の種
外皮
もみ殻

藁(わら)
倉庫のほこり
砂・泥
が含まれている可能性があります。

最近のドッグフードでは、「アレルギーを引き起こす」という理由で、小麦粉を使用していないメーカーも多数あります。

それらの麦の「クズ」にはいろんな危険が潜んでいます。

メラミンが混入した中国産小麦グルテンを使用したフードの大規模なリコールもそうです。

1995年には、アメリカ・カルフォルニアにある大手フードメーカーの「ネイチャーズ・レセピー」が、犬達の嘔吐と食欲減退という消費者からのクレームで、数千トンというドッグフードの回収したことがあります。

その損失は金額にして2000万ドルに及んだそうです。

問題は菌類による中毒物質、ヴォミトキシンやマイコトキシキン(カビによってもたらされる有毒物質)が小麦を汚染した事によるものだったそうです。

その他のフードメーカでも同じような毒素のために、25頭の犬が死亡したこともあります。

(レセピーはその後、すばやくFDA(アメリカ食品薬品局)に介入を依頼して問題を解消したそうです)

この事件に関して腹立たしい記事があります。

引用:APIのレポートから

『Dina Butcher(ノースダコタ知事 Edo Schafer のための農業政策アドバイザー )は、「ネイチャーズレセピー」でのヴォミトキシンが発見された事は、人に対してはそんなに危惧する事ではないと結論づけました。
その理由は「ペットフードに使用される穀物は高品質なものではないから」というものでした。』

ようするに、その事件はドッグフードのことだから、人間の食用の物とは関係ない。

どうせ犬のエサに使う物など、そんなに品質が良い必要などない。と言うことでしょう。

犬を飼っている人から見れば、より安全で品質の良いものを与えたいと考えますが、犬を好きじゃない人からすると、犬のエサなんかどうでもいい。

というのが現状なのかもしれません。

小麦ではなく、『オートミール』や『オーガニック大麦』、『全粒大麦』などと表示されているドッグフードを選びましょう。


『麦系』

『麦系』についても、一概に良い悪い・安全危険という表現はできません。

というのは、危険の物もあるし、安全なものもあるので、断定した表現は難しいのです。

ではまず安全で栄誉価値の高いものをご紹介します。

「麦」といっても沢山あります。

大麦
小麦
ライ麦
カムート麦
オート麦
スペルト麦
オーツ麦
などなど...

その中でもドッグフードに使用される代表的な麦は、小麦・大麦・オート麦です。

よく聞く、オートミールというのは、オート麦の実の部分のことを言います。

麦の「カス」と間違われやすいですが、正真正銘の実の部分のみを砕いて粉状にしたものが「オートミール」と呼ばれています。

大麦・オート麦は比較的栄養価の高いものだと言われています。

大麦は消化吸収の大変よいアルブミン、グロブリンといったたんぱく質が豊富で、食物繊維も不溶性と水溶性繊維をバランス良くたくさん含んでいます。

オート麦は食物繊維、カルシウム、鉄分が豊富で、古代より薬草や麻薬中毒の治療薬として用いられてきました。

内部が何重もの外皮に包まれており、農薬を用いることなく順調に栽培することが可能な麦です。『ケーナインヘルス・カタログより』


『大豆』

大豆は「畑の肉」と呼ばれるほど、いろんな用途で利用でき、「大豆イソフラボン」の効果などで人気が爆発した穀物です。

ただ、犬に大豆を与える場合は、ちゃんと加熱をしてあげないと消化できません。

ドライフードの場合、確実に加熱されていますが、大豆そのものの品質が疑われています。

とくに「大豆粉」や「大豆ミール」と表示されている物は注意が必要です。

「豆類」という表示が1番最悪です。

それらは、大豆そのものではありません。

油脂分や栄養素を搾り取ったあとに残る完全な「カス」です。

「カス」といえば「おから」を思い浮かべますが、おからには栄養分も残っている上に、消化吸収も良いのですが、大豆粉(ミール)は比べ物にならないくらい「カス」です。

ただのカスならいいのですが、大豆粉はカスを通り越して有害だと言われています。

大豆粉(ミール)を与え続けると、腸内が異常に発酵してしまい、大量の「ガス」が発生しておなかが膨張してしまう「鼓腸症」という病気を引き起こす可能性があります。

大豆粉が入っている日本やアメリカのドッグフードを食べた犬は、この「鼓腸症」の発生率が高く、大豆粉を一切使用していないドイツでは、全く鼓腸症がみられないというリアルな統計があります。

この鼓腸症で死亡する犬は、アメリカだけでも年間36,000頭にも及ぶそうです。


『大豆粉』

大豆粉(ミール)には亜鉛の欠乏や、カルシウムの働きを低下させてしまう弊害も報告されています。

その結果、
甲状腺機能障不全
合成能力低下
受精率の低下
胎児数低下
などの様々な問題を引き起こします。

牛や豚の飼料にさえ、この「大豆粉(ミール)」は使用されていません。

使用が禁止されているのです。

ということは牛や豚の飼料以下のドッグフード?

今まで何の使い道もない、「ゴミ」だったものがドッグフードに使えると分かれば、企業が利用するのは当然のことでしょうが、家族同然で愛犬を飼っているオーナーから見れば許せないことです。

成分表に大豆粉・大豆ミールとちゃんと表示していればまだ親切かもしれません。

いいかげんなフードには、「大豆」とだけしか表示していない物もあります。

最悪なものは「豆類」としか表示していません。

大豆粉
大豆ミール

豆類

などと表示されているドッグフードは、「フード」とは名ばかりで、本当は食べ物なんかではありません。

『ゴミ集合体』です。

お金を払ってまで大切な家族にゴミ以下のものを与える必要などありません。

そんなカスを使用していても、パッケージには「総合栄養食」などと表示してあります。



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1.『ペットフード産業』の闇 フードの衝撃事実!
2.『ペットフード産業』の闇 パッケージ表記
3.『ペットフード産業』の闇 総合栄養食を過信しない
4.『ペットフード産業』の闇 『無添加』のうそ
5.『ペットフード産業』の闇 流通
6.『ペットフード産業』の闇 生産
7.『ペットフード産業』の闇 原料
8.『ペットフード産業』の闇 原料 肉・肉類
9.『ペットフード産業』の闇 原料 穀類(コーン 小麦 大豆)
10.『ペットフード産業』の闇 原料 動物性油脂(脂肪)
11.『ペットフード産業』の闇 原料 トランス脂肪酸 羊肉 鹿肉
12.『ペットフード産業』の闇 原料 危険な添加物
13.『ペットフード産業』の闇 普及・広告
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