
散歩を無駄にしない愛犬との散歩は「運動不足解消」や「排泄をさせるため」に行うものと考えている飼主が多いようです。
それだけが目的ならば、小型犬は散歩に行かなくても室内だけで十分に満たされます。
しかし、散歩は「運動」や「散歩」だけでなく、しつけの場として重要です。
仔犬の頃にしっかりと社会化ができていても、その後、他の犬や人に会う機会も少なく、刺激の少ない生活をしていると、せっかく身についた社会性が消滅してしまいます。
社会化を継続させるためにも、外に出てさまざまな環境に触れる必要があるのです。
だからといって他の犬と接触させることを勧めているのではありません。(接触は危険だと思います。)
また、気分転換にもなりますし、老犬には外からの適度な刺激が老化予防にもなります。
そして、飼主との絶好のコミュニケーションの時間にもなります。
引っ張りぐせをやめさせる
リードを持っている飼主を、犬がぐいぐい引っ張っている風景をよく見かけます。
飼主がリードをしっかりコントロールしていないと、大型犬に引っ張られて転んでケガをしたり、他の人や犬に飛びかかったりする危険性があります。
また、犬が道に落ちているものを拾い食いしてしまうことも。
腐ったもの・放置糞や毒入りのものを食べてしまったら...。
お散歩のときの方法として、引き綱を強く引き戻す方法ばかりがしつけ本やTVで...。
実はこれも、たしかに犬の苦痛になってしまいます。(力の強い犬や興奮症の犬などには効果的な場合もあるんですよ。)
もし、犬がリードを引っ張ったらその場に立ち止まります。
無理に引っ張り返せば、犬は前に行こうとさらに強く引っ張るので逆効果。
犬がリードを引いたら冷静に立ち止まり、自分のところまで戻ってきたら、犬をほめてまた歩き出します。
と園長は飼主にお話していますが........
園長のコツは、リードをつけて犬と並んで立ち、アイコンタクトで犬が自分に集中していることを確認し、散歩を始めます。
散歩中は犬に常に話しかけているのです。そうすると初めて園長と散歩をしても前に出ることが出来ません。
犬は散歩に行ければ満足なのですが、ただ歩くだけでなく、会話、駆け足、ボール遊び、「オスワリ」「マテ」などしつけのトレーニングなど変化を取り入れると、刺激も増え、楽しみも倍増します。
散歩を有効に

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単行本: 128ページ 出版社: メイツ出版 ISBN-10: 4780405130 ISBN-13: 978-4780405132
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犬幼稚園 Buddy Dogでは犬の飼い方・しつけ方・マナー、食事、犬の健康管理・メディカルに関するお話を随時、園長が行っています。